Q.01  帰化するとどうなるのですか。

Q.02  帰化申請に必要な書類について教えてください。

Q.03  帰化申請はどれくらいの期間がかかりますか。

Q.04  帰化する者が15歳未満の場合、何か違いはありますか。

Q.05  帰化申請の費用はどのくらいかかりますか。


帰化するとどうなるのですか。

日本国民としての一切の権利を享有するとともに、日本国民としてのすべての義務も負担することとなります。

権利としましては、公法上の権利が多く、下記のものなどがあります。
●国内居住権
●出入国の自由
●参政権
●外交保護権

義務で最も大きいのはなんといっても「納税義務」です。

なお、帰化後の制限を設けている国もありますが、日本では日本国憲法14条(法の下の平等)があるため、制限はもうけていません。

TOPページへ戻る
 
帰化申請に必要な書類について教えてください。

必要書類は次のとおりです。

・帰化許可申請書
・親族の概要を記載した書面
・履歴書
・帰化の動機書
・国籍を証する書面
・身分関係を証する書面
・住所証明書(外国人登録原票記載事項証明書など)
・宣誓書
・生計の概要を記載した書面
・事業の概要を記載した書面
・在勤及び給与証明書
・卒業証明書、在学証明書(又は通知表の写し)
・源泉徴収票、納税証明書
・確定申請書控、決算報告書、許認可書等の写し
・運転記録証明書(又は運転免許経歴証明書)
・技能、資格を証する書面(運転免許証の写し)
・居宅、勤務先、事業所付近の略図
・その他 スナップ写真等。

TOPページへ戻る
帰化申請はどれくらいの期間がかかりますか。

通常の登記と違い、帰化申請はかなりの期間がかかります。

帰化申請の書類をそろえるまでに約3ヶ月〜6ヶ月かかります。
帰化申請書を法務局に提出したときから約6ヶ月かかります。

そのため帰化する国によっても異なりますが、全部で約1年近くかかると思われます。

一度、法務局で面接もあります。

TOPページへ戻る
帰化する者が15歳未満の場合、何か違いはありますか。

15歳未満の場合には、父又は母などの法定代理人が関与します。

違いとしましては、「帰化の動機書」「宣誓書」「履歴書」を提出する必要はありません。
申請書の写真には法定代理人と一緒に撮影した写真を使用します。

なお、法定代理人でないものが、法定代理人として帰化申請した場合は無効であることは言うまでもありません。

TOPページへ戻る
帰化申請の費用はどのくらいかかりますか。

一人約15万円で、二人目からは約5万円です。

二人や三人のときは親族の場合で、同時に申請する場合がほとんどで、書類なども同一の書類を使うこともありますので、二人目から約5万円としています。

TOPページへ戻る